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行為無価値と結果無価値

刑法学における最大の対立というと結果無価値論/行為無価値論で、受験生をおおいに悩ませます。

これは、試験として論点となるわけではないのである

 

 

 

 

 

 

 

1,構成要件に該当すること
2,違法であること
3,有責であること

この一つでも欠ければ犯罪は成立しません。

違法性を阻却する事由が違法性阻却事由であり
有責性を阻却する事由が責任阻却事由です。

違法性阻却事由には、正当防衛、緊急避難、
正当行為などがあります。
つまり、人を殺しても、正当防衛であれば
違法性が阻却され、犯罪は成立しません。

責任阻却事由には、故意過失が無い事、
期待可能性が無いことなどがあります。
つまり、過失もなければ、責任が阻却され
犯罪は成立しません。